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地域密着型C工務店のデータ管理力向上支援


C工務店向け見積・CADソフト連携とそれに伴う業務改革

C工務店では顧客管理に担当者毎で別々のパッケージソフトやエクセルを使っており、業務に支障が生じていました。また、お客様から見積書作成を依頼された際にはその作成に時間がかかることや実行予算がタイムリーに数字として出て来にくい状況があり、それらが社長様の経営管理上の悩みでした。
つまり、

  1. 見積データ作成時間の短縮
  2. 各種データの一元管理実現
  3. 利益確保を目的とした実行予算管理の実現

を目標としてIT経営コンサルティングを実施する運びとなりました。

コンサルティング・支援の概要

既に工務店向け統合管理パッケージソフトウエアであるハッピー棟梁Ⅱ(ブロードリーフ社製)を導入していることが調査の結果判明し、これを更に有効活用する方針でコンサルティングを開始。
また、各社員の業務報告が口頭でしかなされていない現状からデータ収集の目的で週報を作成し、各業務に対し何時間割かれたかを把握することにしました。単に作成して終わりではなく社員自ら一週間を振り返り、様々な事に気づいて貰う様、支援いたしました。

コンピュータ(IT)環境面では、アーキトレンドZ(福井コンピュータ社製)を設計CADとして利用しており、アーキトレンドZから木材及び建材の拾い出し、ハッピー棟梁Ⅱへデータを渡す事で見積作業の効率化を目標としました。(アプリケーションソフトウエア間のデータリンクと言います)実行予算管理についてはハッピー棟梁Ⅱにその機能が実現されていたのでハッピー棟梁Ⅱを使って管理することにいたしました。
これらの技術面については私どもが立会いのもとアーキトレンドZは福井コンピュータ社様のSE、ハッピー棟梁Ⅱについてはブロードリーフ社様のSEに来て貰ってサポート支援をしていただきました。

しかし、上記だけでは業務効率の視点から部分最適としかならないため業務フローの問題洗い出し、見直しをブレインストーミング手法を使って行ったりしました。

主な支援内容

現状診断と最適な方針の提案
福井コンピュータ社及びブロードリーフ社の各担当者へネゴ、C工務店の目的を伝え意志共有
社内キックオフ及びプロジェクト立ち上げの助言
対話合意形成スキル研修の実施
業務上の問題洗い出しについて打合せ方法の支援、内容の助言指導
各種マスターデータの整備と各アプリケーションソフトウエアの運用方法検討の助言指導。

C工務店におけるIT経営の今後の展開

C工務店ではこれら取組を現在PDCAをまわしながら改善・改革活動を進行中です。
また新たに、協力会社を含めた新3K(【感性】ある企業・【感謝】される企業・【感動】与える企業)をスローガンに第二ステージを展開しております。
※機密保持の都合上、ホームページ上ではこれ以上詳しく書けない事をご了承ください。

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