印刷業Ａ社におけるＥＯＳシステム構築支援

印刷業Ａ社 EOS（電子受発注システム）構築支援

Ａ社は小中高校生向けの問題集等を出版社から受注を受け印刷しております。かたわら小売店から返品された問題集を受入仕分けしております。従来は紙の伝票を人手により集計し、現品とのチェックを行っておりました。この紙伝票の集計に非常に時間がかかり様々な問題が発生しておりました。

システムベンダー指定によるシステム開発

返品データを電子データで受けとり、それを集計処理することで大幅な時間短縮（従来工数は３日だったのが５分に短縮）が実現しました。ベンダー選定は複数の業者選定も可能でしたが、私の人脈面から信頼性の高い地元の有力ベンダーを指定して、そのベンダーとＡ社との打合せなどに立会い「橋渡し」的な役割、まさにITコーディネータの役割を果たしました。

相互の意志疎通を潤滑にするオイルとしての役割

Ａ社の情報システム部門責任者ともお会いし、納品の条件や必要事項など事前確認しておくことで、全ての打合せは情報システム部門責任者の立会い無しに現場責任者とベンダー、私の三者で詳細を詰めていきました。ベンダー側からの提案における見積の妥当性、ハード・データベース等基本仕様の提言など問題点の指摘、詳細仕様作成における打合せ時の「言葉の誤解」「専門用語の解説」等、納入後のトラブルになりそうな箇所をその都度、指摘・指導し「Ａ社とベンダー」のコミュニケーションを円滑にいたしました。 その結果、納品後のトラブルは全くなく現在、稼働に至っております。